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避難所生活における健康管理

■感染症対策

避難所生活では、一つの空間に多くの人が集まるため、風邪やインフルエンザ、胃腸炎といった感染症が広がりやすくなります。

こうした感染症にかからないためには、衛生管理を怠らないことが大切です。

●水が使える場合:こまめに手洗い・うがいを行います。

●断水している場合:手指用アルコール消毒剤やウェットティッシュを使います。

●片付けなどの作業時や体調が悪い場合:マスクを着用しましょう。

また、避難所に感染源となるものを持ち込まないために、作業靴についた泥を流し汚れた衣服は着替えましょう。

●脱水症状や尿路感染、エコノミークラス症候群などを防ぐ:意識的に水分補給を行いましょう。

■熱中症対策

 気温や湿度が高い、風が弱い、急に暑くなった日は熱中症の危険性が高まります。

このため、できるだけ涼しい場所で過ごしましょう。

日焼けをすると、身体を冷やしたり水分を保持したりする機能が低下してしまいます。

このため、屋外で作業をする場合は帽子をかぶる、SPF15以上の日焼け止めを塗るなどの対策をしましょう。

また、1時間あたり500〜1000mlの水分、1000mlあたり梅干し1、2個分の塩分を摂ることも忘れずに。

■低体温症対策

寒冷地や冬場の場合は、低体温症に注意する必要があります。

低体温症は熱が産生できなくなったり熱が奪われたりすることによって起こり、少しずつ状態が悪化するという特徴があります。

手足が冷たくなって震えが出た場合は、床に敷物を重ね、毛布にくるまるなど保温を行いましょう。

■エコノミークラス症候対策

 エコノミークラス症候群は、飛行機で起こりやすいことが知られていますが、災害時に避難所ではなく車で寝起きしている場合にも注意が必要です。

 1〜2時間ごとに屈伸運動や散歩などで身体を動かし、十分に水分を摂るように意識しましょう。

また、できるだけゆったりとした服を着ることも大切ですし、血行を良くする弾性ストッキングを履くのも予防になります。

■心身のバランスを保つために

程度の差はあれ、誰もが不安や悲しみなどのストレスにさらされ、食欲不振や不眠などの症状が現れることがあります。

多くの心身症状は、身近な人の援助や自身の行動によって1ヶ月以内に回復しますが、心の傷が長引き外傷後ストレス障害(PTSD)が疑われるケースもあります。

  ●食事や睡眠など日常生活のリズムを崩さないようにする。

●避難中の飲酒は避ける。

●人と人とのつながりを大切にする。

●信頼できる人に話を聞いてもらうといったストレス対策を行う。

。 ●6秒かけて大きく吐き、6秒かけて軽く吸うと言った呼吸法を朝晩5分ずつ行うのもお勧めです。

症状が続く場合は、相談窓口や巡回の人に相談しましょう。

災害時にトイレを我慢することによる健康リスク

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