ディーラーなどの販売店で新車を購入する際に、今乗っている車を下取りに出す人が多いようです。
その場合の新車の価格は、車両本体の価格と値引き、オプション、付属品の合計で車両代の合計を出します。
そこから、下取車の価格を引いて、税金・保険、諸費用などを加算した額が合計支払額になります。
このため、値引き額を減らして下取価格を上げることも、逆に下取価格を下げて値引き額を増やすこともできます。これは、一見、同じことのように見えますが、実は、違うのです。
中古車買取専門店の買取価格には相場はありますが、ディーラーなどの販売店の下取価格の相場はかなりいいかげんなもので、あってないようなものなのです。
下取りに出す時は、新車の購入がセットになっておりますので、販売店は新車を売るために下取価格が調整されます。
すなわち、新車本体の価格を限界まで値引きして、その後に下取車の査定をするのではなく、トータルで販売する値段を決めて、それに合わせて、値引きや査定額を調整するのです。
それでも、客側の利益が大きければ良いのですが、数字のマジックに騙されているケースも少なくありません。
このため、たとえ下取りに出す車があったとしても、まずは、車両本体価格の値引きを行い、その上で、下取車の査定をしてもらうのが賢明です。
下取りに出すことなく、中古車買取専門店に売った方がトータルで得をすることもありますので、一括査定サイトなどを利用して、車を最も高く買い取ってくれる店を探しましょう。
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