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脱毛による肌トラブル

脱毛は肌をツルツル、スベスベにしてくれる一方で、やけどや痛みなどの肌トラブルが起こるリスクがあります。

脱毛エステの光脱毛、医療機関のレーザー脱毛は、いずれも、毛の発生源にダメージを与えたり破壊したりするなどして、一時的な除毛や減毛、脱毛効果を生み出します。

しかし、処理されるムダ毛は、体にとってみれば必要なものだから生えてきているのです。

すなわち、脱毛とは、体にとって必要なムダ毛を、無理やり機械でダメージを与える行為ともいえます。

このため、施術を行うことは、肌への負担をゼロなすることは出来ませんし、肌トラブルゼロで絶対安心とは言い切れないのです。

2017年5月、国民生活センターは「脱毛での肌トラブルは過去5年間で1,000件近く起こっている」と発表しましたが、その治療に1年以上かかるケースもあるようです。

このように、脱毛エステでも医療脱毛でも、施術による肌トラブルが起こるリスクは決してゼロではなく、脱毛をした人の約1/4が、脱毛してから3年間の間に、やけど、痛み、ひりひり感などの身体症状が生じたことがあるそうです。

脱毛で起こった危害の事例は、エステ脱毛では「光脱毛」、「レーザー脱毛」、「電気脱毛」の順で多く、医療機関の場合は「レーザー脱毛」が大半を占めています。危害の内容は、痛みなどの皮膚障害やヤケドが多いようです。

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