誰の髪にも寿命があります。髪は伸びては抜け、抜けてはまた生える、という過程を繰り返しているのです。これをヘアサイクル(毛周期)と言います。
基本的には、以下のように、成長期、退行期、休止期という三つの段階を繰り返しております。
1. 成長期(2~6年): 毛母細胞・毛乳頭の活動が活発なため、髪は成長を続けます。
人間の頭髪の約80%がこの成長期に属しています。
2. 退行期(2~3週間):毛乳頭の萎縮や毛母細胞の細胞分裂の停止に伴い、髪の成長が止まります。人間の頭髪の約1%がこの退行期にあります。
3. 休止期(2~3ヶ月):髪が抜けはじめます。やがてまた成長期の髪が生えはじめます。
AGA(男性型脱毛症)は、こうした健全なヘアサイクルが乱れ、短くなることによって生じます。
本来であれば、2~6年の成長期を持つ髪が、数ヶ月~1年で成長期を終え、そのまま休止期(脱毛の季節)に入ります。
すなわち、髪が成長する前に脱毛が生じてしまい、さらに、ヘアサイクル全体が短くなり、どの毛も成長しないため、ほとんどの頭髪が産毛か細い毛となって地肌の見えやすい薄毛の状態になるのです。
また、抜けるのは、硬毛になる前の軟毛(やわらかい髪の毛)です。これは、成長期の初期段階で髪が抜けるためです。
健康な髪が休止期に抜ける場合は、成長した髪らしく硬毛であり、毛根部分は膨れた球のような形をしております。
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