何をやらせても、できないと直ぐにあきらめてしまう子がいる一方で、何事にも積極的に取り組んで、出来るまで決してあきらめない子がおります。
そのベースになっているのが、「復元力」です。
これを通称レジリエンスと言いますが、逆境に強い子と、弱い子の違いを語る上で欠かせないのが、「学習性無力感」というものです。
本来、野生の動物であるライオンや象、あるいは、クマが、なぜ、サーカスではあのように大人しく人間の指示に従って芸までするのでしょうか。
それは、産まれた時から檻に入れられて自由を奪われ、調教師の指示に従うことをインプットされているため、抵抗しても無駄だと思い込んでしまい、自由に行動しょうと思わないからです。
子供の頃から、自分は何をしても無駄だという無力感を学習してしまうと、「学習性無力感」に陥ります。その一方で、決してあきらめない子もおります。
その差異は、現状に対する思考の違いがあるようです。
例えば、何か不快な状況に置かれた時、この状況はずっと続くに違いない、これに対して、自分ではどうすることもできない、何もかも台無しだとマイナスに捉えるか、これはどうせ長くは続かない、どうせ今だけだ、自分だったら何かできるかもしれないとプラスに捉えるかの違いです。
子は親の鑑と言いますが、普段の生活において、子供に対して、「もうできない」とか「これじゃもうどうにもならない」とネガティブな愚痴をこぼしていませんか。
このように、親がマイナス思考をしていると、子供もそれに倣って同じようなモノの捉え方をしてしまうようになります。
NHKの「花燃ゆ」で、吉田松陰の母親のように、どんなに困難な状況に置かれても「せわーない その内なんとかなる」と楽観的に捉え、前向きに取り組んでいると、子供もプラス思考を学んでいくのです。
子供の無気力は、親の日頃の愚痴や態度から学んだ結果であることを肝に命じましょう。
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